【乃木坂工事中 #526】39thシングル「Same numbers」ヒット祈願完結編!

39thシングル「Same numbers」ヒット祈願完結編

2025年8月10日に放送された『乃木坂工事中』。

第526回は、39枚目シングル「Same numbers」の大ヒットを祈願する恒例企画「ヒット祈願」の完結編。
今回の舞台は四国八十八ヶ所巡礼。
メンバーが自転車に乗りながらお遍路を行うという壮大なチャレンジに挑みました。

※以下、登場するメンバー名はすべて敬称を省略して記載しております。ご了承ください。

オープニング:賀喜の髪型に設楽さんが気づく瞬間

オープニングではさっそく小さなドラマが。
設楽さんが賀喜の髪を切ったことに気づき、その話題を振る場面が映し出されました。実は以前、賀喜が髪を染めて大きなイメチェンをした際に設楽さんが気づかず、メンバーから「気づいてもらえなかった...。」と落ち込む姿が話題に。

それ以来、設楽さんはメンバーの髪型の変化にとても敏感になっているそうで、この日も「言わないと怒られるから」と照れ隠しをしながら指摘。

スタジオには笑いと温かな雰囲気が広がり、長い一日の挑戦に向けて場が和んだ瞬間だった。

遠藤さくら&岡本姫奈ペア:39kmの最長区間に挑む

最初にお遍路をスタートしたのは遠藤岡本
二人が担当するのは以下の区間だった。

  • 総距離:約39km
  • 巡礼ルート:
    • 讃岐国分寺(80番札所)
    • 白峯寺(81番札所)
    • 根香寺(82番札所)
    • 一宮寺(83番札所)

今回、自身初の選抜メンバーに選ばれ、初めてのヒット祈願となる岡本は、普段の明るく自由なキャラクターとは一転して、緊張感を抱えながらスタート。
険しい山道や本堂までの長い階段を足の疲労と闘いながらも一生懸命に進む姿に、スタジオのメンバーも真剣な表情で見守り、またその頑張りはファンにとっても胸を打つ場面となった。

一方で、彼女らしい“天然エピソード”も健在。
途中下り坂を走るシーンでは、遠藤の前を進んでいたはずの岡本が視界から忽然と消える。

その頃岡本は前方で「カリカリ梅を食べたら元気が出た」と満面の笑み。スタジオは爆笑に包まれ、緊張と笑いが交互に訪れる展開となった。

また、ペアで挑戦する恒例の「セイムチャレンジ」では、二人の日常生活の違いからなかなか答えを揃えられずに苦戦。

しかし最後には見事にクリアし、次のペアにバトンをつなげた。
二人の奮闘は、初選抜メンバーが全力で乃木坂に向き合う姿そのものであった。

久保史緒里&小川彩ペア:誕生日に訪れた試練と笑い

続いて挑んだのは久保小川のペア。
二人が担当したのは以下の区間だった。

  • 総距離:約30km
  • 巡礼ルート:
    • 一宮寺(83番札所)
    • 屋島寺(84番札所)
    • 八栗寺(85番札所)

特筆すべきは撮影日が久保の誕生日(7月14日)であったこと。

しかし空模様はあいにくの雨。
久保ってる」とはまさにこのこと。
彼女の誕生日らしからぬ天気となってしまった。

それでも一宮寺での祈願を終えると雨が止み、二人の自然体な会話にスタジオもほっこり。まるで天気が久保を祝福しているかのようであった。

道中では、香川県の「あなぶきアリーナ香川」を通過。
ここは後日真夏の全国ツアーで乃木坂が公演を予定している会場で、思わぬ寄り道に。

新しい会場に目を輝かせる二人の姿が映し出されたが、ここで小川が久保にまさかの“いじり”を敢行。
白すぎて久保さんが見えないですよ」と美白ネタを放ち、スタジオは大爆笑。
若手ながら先輩をいじる姿に、久保も笑顔を見せ、雰囲気は一気に和やかになった。

再び歩みを進めると、再度雨が降り出す中で山道越えに挑戦。
それでも二人は無事に屋島寺と八栗寺で祈願を終え、次のチームへとバトンをつなげた。

誕生日を汗と雨で彩った久保と、フレッシュな小川の掛け合いは、見る者を思わず笑顔にさせるパワーがあった。

賀喜遥香&一ノ瀬美空&川﨑桜トリオ:炎天下のラストスパート

最後を飾ったのは賀喜・一ノ瀬・川﨑の3人チーム。
担当したのは以下の区間だった。

  • 総距離:約31km
  • 巡礼ルート:
    • 八栗寺(85番札所)
    • 志度寺(86番札所)
    • 長尾寺(87番札所)
    • 大窪寺(88番札所・結願)

スタート前、川﨑が賀喜に「電動自転車の電源は必ずつけてください」とアドバイス。実は前回のヒット祈願で川﨑自身が電源を入れ忘れ、しばらく通常の自転車として漕ぎ続けてしまった苦い経験があり、それを笑い話にして賀喜アドバイス。

このエピソードにスタジオは大爆笑。
3人のほんわかした空気が一気に伝わった。

炎天下の中を進む3人は、笑いを交えつつも確実に札所をクリアしていく。セイムチャレンジでは3人の個性がぶつかり合いながらも、力を合わせてクリアを目指した。

長い山道や炎天下の疲労により、最後の大窪寺に到着した際にはジャンプを試みても足が上がらないほど。過酷さがそのまま伝わる場面だった。

フィナーレのセイムチャレンジはサイコロを3人同時に振り、全員が同じ数字を出せばクリアという高難度ルール。しかし、一ノ瀬川﨑が何度もゾロ目を出す奇跡を見せ、今回シンメとして活動する二人の絆を感じさせるシーンに。

無事、最後の祈願を全員でやり遂げた達成感に包まれ、
メンバーの笑顔と安堵が交錯するエンディングとなった。

まとめ:グループとファンが一体で達成したヒット祈願

今回の「39thシングルヒット祈願」は、メンバーだけでなくファンも協力して行われた特別なものとなった。四国八十八ヶ所を自転車で巡礼するという過酷な挑戦は、単なるバラエティ企画を超えた“心の修行”のようでもあった。

遠藤・岡本ペアは「初選抜」という節目を誠実に駆け抜け、久保・小川ペアは「世代を超えた絆」を見せ、賀喜・一ノ瀬・川﨑トリオは「新しい乃木坂らしさ」を笑顔で届けた。それぞれの道のりは異なれど、全員が同じゴールを目指し、同じ祈りを胸に歩んだことが、今回の企画の最大の意義だったといえる。

また、88ヶ所の祈願の中でファンも現地で声援を送り、一体となってゴールを目指したことは、乃木坂46というグループが単なるアイドルグループにとどまらず「ファンと共に成長し歩む存在」であることを改めて示した。

結願の地・大窪寺で全員が祈りを終えた瞬間、そこには勝ち負けも順位もなく、「乃木坂46としてひとつにまとまる姿」だけがあった。39thシングル「Same numbers」というタイトルの通り、違う数字を持つメンバーが重なり合い、同じ祈りを一つにする――そんな象徴的な企画であった。

終わりに

今回の『乃木坂工事中』#526は、
笑いあり涙ありの名回としてファンの心に残る放送となった。

ヒット祈願を終えて公開された「Same numbers」ヒット祈願Ver.は、まさにこの企画を通じて得られた団結を体現するものだった。

👉今回のヒット祈願をみた後に改めて「Same numbers」のMVも合わせてご覧いただきたい。映像と音楽が重なり、メンバーの努力と想いがさらに深く伝わってくるはずだ。

MVはコチラ: